LGBTの方はとても身近にいて、差別に傷ついたり不利益を被っています。
どれくらい身近なのでしょうか。
佐藤、鈴木、高橋、田中、渡辺、伊藤、山本。
この名前で人口の約8%。
うちのスタッフにも佐藤が2名おりますし、ご利用される方の中にもこの名前の方はいらっしゃいます。
そして「LGBT」に代表される性的マイノリティーの方の割合も8%だそうです。
遠いどこかのことではなく「とても身近なこと」です。
佐藤さんに会ったことがある人、渡辺さんに会ったことがある人、伊藤さんに会ったことがある人、山本さんにあったことがる人は
それと同じくらいLGBTの方にあっているはずです。
それくらい身近なことなのですが課題やハードル、差別があります。例えば、私たちの仕事である就職活動支援で言いますと、履歴書に性別欄があることがJIS規格となっていること、お手洗いのこと(オールジェンダー)などがあります。
他にも結婚していても「配偶者」ではなく相続の世界では赤の他人となってしまうので遺言等でカバーする必要があることなど、課題はたくさんあります。意識と目を向けて一つ一つ声をあげていくことが必要なのだろうと思います。
SOGI-Mamii'S(ソジマミーズ)さんを今後お呼びして身近なところから啓発などの活動をしていければと思います。
※履歴書については厚生労働省が性別欄をなくしたものを案として出しています。また、福利厚生の対象となったり、生命保険の受取人になったり、徐々に進んできています。医療保険でも戸籍変更のための手術、入院が対象になることもあります。